40歳を迎えても「転職したい」が6割
現在は転職が一般化したともいわれる。調査対象者で転職を経験した人はどれほどいるのだろうか。結果によれば転職をした経験がある※と回答した人は62.6%に上った。
※1~5回までの合計

また調査では転職意向についても質問している。結果、転職意向がある人(=「現在転職をしたいと思っている(17.0%)」+「機会があれば転職したいと思っている(43.0%)」)は60%に上った。40歳を迎えても転職を考える人が多数いることが明らかになった。

20代で思い描いた年収より実際は少ない
続いては気になる年収だ。調査によれば、20代の時に想定していた40歳時点での年収額で、最も回答率が高いのは「500万円~600万円未満」(25.8%)だった。「400万円~500万円未満」(19.8%)、「600万円~700万円未満」(12.7%)と続く。

一方で実際の年収額は回答率の高い順に「300万円~400万円未満」(21.9%)、「200万円~300万円未満」(16.6%)、「500万円~600万円未満」(16.1%)となった。
最も回答率が高かった年収額で比較すると、想定と現実には100万円~200万円のギャップがあることになる。先ほど仕事の悩みで収入面を挙げる人が多かったが、こうしたギャップも背景にあるのかもしれない。