<前編のあらすじ>
裕福な家庭に生まれ育ち、ダンス教室の先生をしている鈴木ひろこさん(70歳・仮名)。

生徒であり、25歳年下の外国人男性と交際していました。彼の帰国間際にプロポーズされたものの、外国での暮らしは現実的ではないと断ります。

しかし、新たな恋愛への想いは諦められません。結婚相談所に入り、70歳から新たなパートナー探しを始めます。

●前編:25歳年下の外国人男性ダンサーからプロポーズされた70歳女性が下した“リアルな決断”  

結婚相談所も精力的に活動

彼女は自分でお相手を選びたいという強い意志もありましたし、何より積極的でした。ガンガン申し込みをして、その数は4カ月で100人以上。結果、お見合いもたくさんできました。

でも年下の人からはなかなかお見合いのOKがきませんでした。ひろこさんは、25歳年下の男性からプロポーズされた経験があるので、これにはちょっとショックを受けたかもしれません。でも結婚相談所は年齢がきちんと出ますし、日本の男性の場合、やはり年齢は気になるものです。

そんな中、70代80代の方とはお見合いをする運びになりました。でも、ひろこさんは、結婚相談所でお見合いをOKしてくれる70代や80代の男性を「普通のおじいさんたちか」と思ってしまっていました。

ひろこさんは、自身が大学に進学をして、海外留学の経験もあることから、お見合いをOKしてくれた学歴が高くない男性を下に見てしまっていたのです。このようなときには、お見合い話も良い方向に行きません。