個人投資家が今欲しい情報ナンバーワンは「市場見通し」

市場急変を受けてマーケットでは情報が錯綜(さくそう)。個人投資家は今どんな情報を求めているのでしょうか。調査結果では、「株式/為替市場等の解説、見通し」と回答した人が53.0%と断トツで最多。1年以上にわたり上昇基調だった相場が急変し先が見えない展開に、まずは現状の解説と今後の見通しを専門家に聞くことで安心したいという切実な思いがありそうです。

一方で「投資への考え方」「資産配分・ポートフォリオの組み方」がそれぞれ33.7%、32.8%と一定数存在。「長期・積立・分散」という投資の基本は変わらないものの、これだけの乱高下を経験すれば自信が揺らいでしまうもの。目先の情報だけではなく、あらためて投資方法自体の理解を深めたいという人もいるのかもしれません。

出所:『オカネコ 市場急変に伴う個人投資家の意識調査』『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』

調査概要
調査主体:株式会社400F
調査名:オカネコ 市場急変に伴う個人投資家の意識調査
調査方法:WEBアンケート
調査期間:2024年8月7日
回答者:全国の「オカネコ」ユーザー534人
回答者の年齢: 20代以下3.4%、30歳~39歳19.1%、40歳~49歳29.0%、50歳~59歳30.3%、60代以上18.2%
回答者の世帯年収:400万円未満25.8%、400万円以上600万円未満21.7%、600万円以上800万円未満16.1%、800万円以上1,000万円未満12.0%、1,000万円以上1,200万円未満6.2%、1,200万円以上10.7%、わからない7.5%
回答者の資産運用歴:半年未満 6.3%、半年~1年未満 7.9%、1年~3年未満 17.6%、3年~5年未満 16.4%、5年~10年未満 16.1%、10年以上 35.7%
回答者の資産運用額:10万円未満 7.7%、10万円以上50万円未満 7.2%、50万円以上100万円未満 6.5%、100万円以上200万円未満 9.4%、200万円以上300万円未満 6.8%、300万円以上400万円未満 5.8%、400万円以上500万円未満 3.9%、500万円以上600万円未満 4.1%、600万円以上700万円未満 2.2%、700万円以上800万円未満 2.2%、800万円以上900万円未満 2.2%、900万円以上1,000万円未満 2.2%、1,000万円以上 35.4%、わからない 4.6%