暴落でも投げ売りしない個人投資家の本音とは
前問で市場急変に対し「何もしない」と個人投資家が判断した理由は何でしょうか。調査結果では「長期運用を考えており、市場の一時的な下落に関して何も思わないから」と回答した人が50.6%と最多。まさに「長期・分散・積立」を地で行く模範のような結果に。
また「市場の動向を見たいから」と回答した人も30.4%存在。企業価値を評価しようにも、正常に株価がついていない状態なので、しばらく様子見を決め込んだ人もいたようです。
暴落で買い向かう個人投資家の本音とは
個人投資家には暴落の最中に買い向かう強者も。どういった理由からでしょうか。調査結果では、「安値で買えると思ったから」と回答した人が82.3%と最多。確かに7月までは一時バブル後最高値を更新するなど株価は好調。一方で、2023年から長期にわたって続く株価上昇に対し相場の過熱感を警戒して購入を控えていた人にとって、今回の下落は絶好の買い場になった可能性があります。
また「長期運用を考えており、市場の一時的な下落に関して何も思わないから」と回答した人も50.6%。5月の決算発表では好調な業績が相次いだので、企業の持続的成長に対する強気の姿勢は変わらないのかもしれませんね。