住宅ローン利用者が本当に欲しいアドバイスナンバーワンは
人によってさまざまな考慮が必要な金利上昇時の住宅ローンへの対応。唯一の正解がないだけに結論が出せない人もいるのでは。そんな時に頼りになるのが外部の専門家です。
調査では住宅ローン利用者に「金融リテラシーセミナーへの参加希望の有無」と「金融機関やファイナンシャルアドバイザーからのアドバイス希望の有無」を質問。結果、いずれも住宅ローン返済の変更を検討する人のほうが希望者も多い結果に。
専門家に対して具体的にどんなアドバイスが求められているのでしょうか。調査結果では「マネープラン全体」と回答した人が62.5%と最多。次いで「老後資金」が48.2%と続きます。住宅ローン単体で相談というよりは、金利上昇をきっかけに自分のライフプランを見直したいという人が多いようです。
また2024年1月から新NISAが開始したこともあって「NISA・iDeCoなど、貯蓄・投資に関する優遇制度」と回答した人が39.0%と3番目に多い結果となっています。
調査概要
調査主体:三井住友信託銀行株式会社 三井住友トラスト・資産のミライ研究所
調査名:住まいと資産形成に関する意識と実態調査(2024年)
調査対象:全国の18歳~69歳 ただし関連業種(金融、調査、マスコミ、広告)従事者を除く
調査方法:WEBアンケート調査
調査時期:2024年1月
サンプルサイズ:10,948人