将来のイクメン候補との出会い…交際は順調に進んだ

陽子さんは手始めにマッチングアプリを試したところ、すぐに多くの連絡が入ったそうです。ただ、大半の連絡は自分より年収が低いか、高くても昔の彼氏のように自信家そうな男性ばかりだったといいます。しかしそうこうしているうちに、彼女は一人の男性を見つけました。

その方は森田新一さんという、都内の大手企業にSEとして勤める年収600万円の男性です。33歳でちょうど同じ年齢でした。

ちなみに彼女がこの男性を選んだ理由は、「(プロフィールを見て)相応の年収があるうえに将来イクメンになりそうだったから」だといいます。彼女は早速、彼に連絡を取り、デートの約束を取り付けました。

実際にデートをしてみると、新一さんは思った通りの男性だったそうです。女性に不慣れでリードはしてくれないものの、費用はすべて出してくれるうえ、自分を気遣おうとする姿勢を強く感じたといいます。そのリードさえ、デートを重ねる度に洗練されていったとのことでした。

すっかり彼を気に入った彼女は、その後、1年ほど交際を続けたといいます。そしてその間、“化けの皮がはがれる”こともなく、良い意味で変わらなかった彼を見て、少しずつ真剣に彼との結婚を考えるようになったのです。そこで彼女は、「最終チェック」と称して、彼と同棲をすることにしました。