SBIアセットマネジメントの運用資産総額が5兆5000億円を突破
SBIアセットマネジメントの運用資産総額は、2024年2月末に今期末(2024年3月末)の目標数値である5兆5千億円を1カ月前倒しで上回り、5兆6千億円を突破した。
また、SBIアセットマネジメントと米国のCarret Asset Managementなど、SBIグループ傘下の資産運用会社が運用する公募インデックスファンドには、純資産残高が1.4兆円を超える「SBI・V・S&P500インデックスファンド」や、設定後5ヵ月余りで純資産残高400億円を突破した「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックスファンド」などがある。さらに、SBI・iシェアーズシリーズやSBI・Vシリーズなどで分配重視型の年4回決算型ファンドの設定を進めた。その結果、公募のインデックスファンド全体の純資産残高はすでに2.2兆円(2023年3月末対比で79%増)を超えている。
SBI証券では「eMAXISシリーズ」の人気も高いものの、「SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド」などSBIグループのインデックスファンドの人気も高く、3月以降も資金流入が続く可能性は高いだろう。
SBI証券のランキング4位は「iFreeNEXT FANG+インデックス」
SBI証券のランキング4位に、「iFreeNEXT FANG+インデックス」がランクインしている。「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、次世代テクノロジーを基盤とし、グローバルな現代社会における人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する米国上場企業の株式で構成されるNYSE FANG+指数の動きに連動する投資成果を目指す投資信託である。
エヌビディアやメタ・プラットフォームズ、ネットフリックスなどが組入上位銘柄となっている。1月末時点における1年騰落率は+101.4%と好調だったが、2月末の基準価額も5万1039円と、1月末の4万6520円から大きく上昇している。好調なパフォーマンスをキープしているので、3月以降もSBI証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■iFreeNEXT FANG+インデックス
基準価額 4万6520円
信託報酬 0.7755%(年率・税込)
純資産残高 801億円
<騰落率>
1カ月 9.8%
3カ月 26.0%
6カ月 20.9%
1年 101.4%
※1月末時点