FPにライフプランシミュレーションを作ってもらう場合のアドバイス

せっかくですので、FP(ファイナンシャルプランナー)にライフプランを作ってもらう場合には、いくつかのポイントを抑えてほしいと思います。

データはある方がいいですが、ありすぎても精度が良くなるとは限りません

特に生活費や負債の金額は大事です。ある程度のデータを出さなければ精度が悪くなります。しかし、全部データがそろっていなくても、平均データなどで補足できます。

また、データがありすぎても精度が上がるかと言えば、そうではなく、何十年先を予測するので社会情勢・法律、考え方も変わることも多い世の中です。今、完璧なものを作るのではなく、何年かごとに作り直していくことが大事です。
 

FPにもいろいろなタイプの人がいます

金融機関系のFPや会社に所属しているFP、個人でされているFPといろいろな働き方をされています。その方の背景を知っておくことは大事です。
 

楽観的に作るFPと保守的(慎重派)に作るFPがいます。

多くのFPは「こんなはずじゃなかった!」と言われないように、保守的、安全側にプランをつくる傾向があります。ですので、老後に預貯金が枯渇するという結果になっても、保守的に作られている場合が多いですし、それが15年、30年先のことでしたら、将来を変えられる時間がまだまだありますので、がっかりする必要はありません。

それよりも、「早めに知る事ができたので、ラッキー」と思っていただければと思います。赤字になるのがほんの少し先、という場合はすぐに改善していきましょう。