今こそ、世界株式に投資する意義

政府が資産倍増プランを進める中、2024年からNISA制度が拡充されることが決定されました。これを機に、資産運用についてあらためて考えるまたは見直す方々も多いのではないでしょうか。

こうした中、資産運用会社として、長期資産形成の重要性について発信していくことは重要だと考えており、この本では世界株式投資について詳しくお伝えしています。

日本に住むほとんどの人は、日本円を使って生活し、円建ての資産を中心に保有しています。しかし、デフレからインフレ時代に転換した2020年代、インベスコは資産形成について見直す重要性を伝えたいと思っています。

そこでぜひ注目していただきたい選択肢の1つが、世界株式への投資です。「世界」といっても、もちろん日本を含めて「世界」です。日本だけでなく、また米国や欧州など特定の地域に絞り込まず、様々な国・地域にリスクを分散しながら世界経済全体の成長による利益を取り込むことが長期的に安定した資産形成に役立つと考えています。

世界には、私たちの生活を支える数多くの企業が存在します。世界銀行のデータによると、その数は日本・米国・欧州などの先進国で2万1615社、さらにインドや中国などの新興国を含む全世界で4万3248社にものぼります(2019年時点)。

投資においては、“より広いフィールド=世界”から投資先企業を探した方が、有望な企業に投資できる機会が格段に増えます。特定の国・地域に絞るとその国・地域の経済や政治・社会情勢などに大きく左右される可能性も高まるため、リスク分散の観点からも投資の範囲を世界に広げることは有効な手段といえます。

さらに、株式を通じて企業に投資をするということは、私たちが資産形成のためのリターンを得ることだけを意味するのではありません。企業が発行する株式を通じて、投資先の企業が成長するために必要な資金を提供することも意味します。そして、私たちは投資した持ち分に応じて、配当などの利益(インカム・ゲイン)を受け取る権利を得て、購入した株式の売却による値上がり益(キャピタル・ゲイン)を獲得する機会も得ることになります。このように株式投資は、株式を通じて「企業に投資する」ことで社会・経済の発展に貢献する活動とみることもできます。

●世界株式への投資によるリターンはどれくらい? 第2回(「インデックス運用一択」ではもったいない!? アクティブ運用の重要度が高まるワケ)へ続く>>

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