グローバル株式型インデックスファンドなら1000銘柄以上に分散

分散投資なら投資信託がおすすめです。基本的に複数の銘柄で運用されるため、一つの投資信託を購入すれば手軽に分散投資ができます。

特にバフェット氏がいうような「極端な分散投資」を実施するなら、グローバル株式指数への連動を目指すインデックスファンドが向いているでしょう。複数の国の株式で構成される指数で、組入銘柄が多い傾向にあります。

【主なグローバル株式指数の構成銘柄数(2023年7月末時点)】
・MSCI全世界株式指数:2934銘柄
・MSCI先進国株式指数:1512銘柄
・MSCIコクサイ指数:1275銘柄
・MSCI新興国株式指数:1422銘柄

出所:MSCI 各ファクトシート

リターンも平均的とはいえ、決して小さいわけではありません。この水準のリターンで満足できるなら、インデックスファンドを検討してみましょう。

【グローバル株式型インデックスファンドの平均5年累積リターン】
・2018年:22.7%(対象ファンドの数:3本)
・2019年:28.7%(同3本)
・2020年:46.2%(同3本)
・2021年:88.1%(同6本)
・2022年:47.5%(同11本)
※各年末時点の値
※運用期間5年以上の銘柄が対象

出所:金融庁 国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析

文/若山卓也(わかやまFPサービス)