ウォーレン・バフェット氏をはじめとする投資のレジェンドたちの教えは、投資信託を中心とした“コツコツ長期資産形成派”にも、役立つヒントがたくさん。
約30年間、社内勉強会「バフェット・クラブ」にて、レジェンド投資家たちの投資哲学を講義してきたスパークス・グループ代表取締役社長 阿部修平氏が、一般の個人投資家向けにもわかりやすいように講義内容を再構成したのが話題の書籍『バフェット・クラブの金言 漫画でわかる「億万長者の投資戦略」』。
今回は同書より「はじめに」と第1部の一部を特別に公開します(前後編の後編)。
前編:投資の神様、ウォーレン・バフェット氏に聞いた「良い会社の条件」とは?
※本稿は阿部修平著『バフェット・クラブの金言 漫画でわかる「億万長者の投資戦略」』(日経BP)の一部を再編集したものです。
本当に良い会社は少ししかない ーウォーレン・バフェット
著者情報
阿部 修平
あべ しゅうへい
スパークス・グループ代表取締役社長 グループCEO
1978年上智大学経済学部卒業。1980年バブソンカレッジでMBA取得。帰国後、野村総合研究所入社。企業調査アナリストとして日本株の個別企業調査業務に従事。1982年ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル(ニューヨーク)に出向し、米国機関投資家向けの日本株セールス業務に従事。1985年ニューヨークでアベ・キャピタル・リサーチを設立。ジョージ・ソロス氏のクォンタムファンドなど欧米資金による日本株の投資運用・助言業務を行うとともに、欧米の個人資産家の資産運用を行う。1989年に帰国後、スパークス投資顧問(現スパークス・グループ)を設立。2001年上場。2005年ハーバード大学ビジネススクールでAMP修了。近著に、『トヨタ「家元組織」革命』(リンクタイズ)、『株式投資の王道 プロの目利きに学ぶ「良い会社」の見分け方』(共著、日経BP)等。
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