1月の純資産残高1位は「野村インド株投資」(2450.46億円)

エマージング株式型の1月純資産残高1位は、「野村インド株投資」だった。同ファンドは、インド企業の株式に投資するアクティブファンドである。1月のインド株式市場は米投資調査会社によるインド大手財閥グループの不正会計疑惑を指摘したレポートが発表され、リスク回避の動きが広がったことから下落した。ただ、中長期的に内需の底堅い推移や政治・経済の改革への期待があり、上昇期待は高いと考えている。

■野村インド株投資
基準価額 3万1768円
信託報酬 2.2%(年率・税込)
純資産残高 2450.5億円

<騰落率>
1カ月   -3.5%
3カ月 -12.7%
6カ月   -5.6%
1年      -3.6%

※1月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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