公募株式投資信託(ETF除く)は6044億円の資金流入で26カ月連続の資金流入超

純資産総額 86兆9481億7100万円(+3兆3646億8500万円)
ファンド数  5550本(-3本)

海外株式型、国内株式型ファンドに資金流入が続いたことから、公募株式投資信託(ETF除く)には約6044億円の資金流入があり、26ヵ月連続で資金流入超となった。そして、純資産総額は約3兆3647億円増加し、約86兆9482億円と3カ月ぶりに増加に転じた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースが減速になったことや、欧州の暖冬でエネルギー危機が回避されたことなどが好感され、外国株式型ファンドを中心に基準価額が上昇した。

新規設定ファンドでは「(早期償還条項付き)リオープン・ジャパン2301」が約1050億円の資金を集める

1月の新規設定ファンドは16本と2022年12月の40本から大幅に減少し、設定額も約1350億円と12月の約2160億円から減少した。ただ、「(早期償還条項付き)リオープン・ジャパン2301」が約1050億円の資金を集め、2カ月連続で1000億円を超えるファンドの設定となった。同ファンドは国内株式を主な投資対象とするファンドで、設定額としては今年最大。昨年来では3番目の大きさになった。国内株を主な投資対象とするファンドでは、野村アセットマネジメントが2015年4月に設定した「日本企業価値向上ファンド(限定追加型)」の1057億円以来、約8年ぶりの大型設定となった。