世界の株式時価総額を基準に見てみよう

世界に分散投資する考え方はいくつかあるのですが、賢い方法の1つに平均(ベンチマーク)に連動する投資があります。どんな平均かと言いますと、株式の時価総額を考慮した平均です。

時価総額が大きい企業は、色々な理由が考えられますが、評価されている優良企業と言えますので、時価総額を基準にすると常に良い企業に投資できる環境と言っていいと思います。

それでは世界の株式市場の割合を確認します。FTSE Global All Cap Index(FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス)という指数があります。これは、全世界の株式市場に連動する指数になります。これによりますと、日本は規模としてはアメリカに次いで世界2位なのですが、全世界の市場に対する割合は6.3%(2022年12月31日現在)しかないようです。

出所:VT  Vanguard Total World Stock ETF  https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/profile/vt より作成

ちなみに新興国は 10.4% 残りが先進国になります。整理しますと、先進国(日本を除く)が約84%、新興国が10%、日本が6% になります。

株式市場も大事だが、経済(GDP)の規模を見てみよう

先ほどは株式の規模を参考にしましたが、次は経済の規模(GDP)に注目してみたいと思います。

基本的には、景気(企業の業績)が良いと、株価も評価されるので、経済の規模、GDPに合わせて投資するという考え方も1つです。2000年からのGDPの推移を世界銀行が発表しているデータを元にグラフ化してみました。
 

出所:世界銀行発表のデータより筆者作成

世界のGDPは2000年では約33兆ドルでしたが、2021年には96兆ドルと、約20年で3倍近く伸びています。一方で、日本のGDPは、世界の3位ではありますが約5%となっています。

また、先進国と新興国の割合を見てみますと、先進国が55%、新興国が45%、経済面では新興国の割合が半分を占める成長を示しています。