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本日12月15日、ある著名ヘッジファンドが実質的に運用する公募投信が設定されます。ヘッジファンドの名前は「ツーシグマ」、14人もの数学オリンピックメダリストを擁する世界的なヘッジファンドです。本格的なヘッジファンドへアクセスできるということで、注目している人も少なくないでしょう。

大物ヘッジファンドが公募投信で登場

ツーシグマは、高度な数学モデルを活用した運用戦略「クオンツ運用」で知られるヘッジファンドです。創立者はジョン・オーバーデックとデビット・シーゲルの2人で、2001年に立ち上げられました。

同じクオンツ運用の「ブリッジウォーター」が1975年の設立ですから、ツーシグマは比較的に若いファンドといえるかもしれません。しかしながら、ツーシグマの運用額は現在600億ドル以上に上っており、世界有数のヘッジファンドに数えられています。

今日から運用が始まる「シュローダー・ツーシグマ・ダイバーシファイド・ファンド」は、ツーシグマが運用する外国籍ファンドへ投資することで、実質的にツーシグマに資産運用を委託する仕組みです。