2022年10月、北洋銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「新光US-REITオープン」の概要
北洋銀行の10月ランキング1位は、「新光US-REITオープン」だった。同ファンドは、米国のリート(不動産投資信託)に投資するREIT型ファンドである。10月は-1.4%のマイナスリターンとなった。同ファンドの配当利回りは3.42%あるものの、米10年債利回りが4%前後まで上昇しているので、米国REITの魅力は薄れている。11月以降も同ファンドが北洋銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■新光US-REITオープン
基準価額 2,045円
信託報酬 1.683%(年率・税込)
純資産残高 4,518.51億円
<騰落率>
1カ月 -1.4%
3カ月 -7.5%
6カ月 -8.6%
1年 0.4%
※11月7日時点
全体を見て:成長株に投資するファンドが人気
「米国連続増配成長株オープン」「ウォルター・スコット優良成長企業ファンド(資産成長型)」など、成長株に投資するファンドが上位にランクインしている。ランキング2位の「米国連続増配成長株オープン」は、米国の連続増配銘柄や高い成長が期待できる銘柄に投資するアクティブファンドである。10月は+8.01%のプラスリターンとなり、1年騰落率も+5.69%となっている。11月以降も同ファンドが北洋銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。
■米国連続増配成長株オープン
基準価額 21,633円
信託報酬 1.595%(年率・税込)
純資産残高 121.6億円
<騰落率>
1カ月 8.01%
3カ月 5.96%
6カ月 5.44%
1年 5.69%
※10月末時点