基礎固めとは「自分の資産を強固にする作業」
上記の「バランスシート」でいうと、基礎固めとは自分の資産を強固にする作業です。これにレバレッジをかけるのです。
私の場合は「専門家として生きる」と決めてから、「経済アナリスト」という1つの方向性に絞って継続的に情報収集と発信を行なっています。その積み重ねにより知識が増えていき、アイデアの引き出しがグンと増えます。
新しい仕事の依頼が来ても、「今回はあの時に学んだネタを使おう」「他媒体と重複しないように、アレンジを加えた記事にしよう」など、すぐに対応できます。
さらに、毎日継続することで、1日あたりは小さな作業でも、気づかないうちに大量の情報処理をしています。すると、いつの間にか、大量の仕事を素早くさばけるようになります。
情報が選別できていないと、そうはいきません。あらゆる情報に埋もれる一方で専門的な知識の上積みが期待できないからです。
手当たり次第に新しいことを学び、それをもとにアウトプットするので時間がかかり、効率も上がりません。情報を選別したうえでの「基礎固め」がそれだけ重要だと、声を大にして言いたいです。