退任後の前澤氏は次に何を目指す?

ZOZOの創業者である前澤友作氏は、TOBをきっかけに同社の経営から退きました。しかしSNSで多額の現金を配るキャンペーンを展開したり、2021年12月に日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションへ滞在したりと、その動向はいまだに世間の関心を引きつけています。

そんな前澤氏が最近手掛けているものが「MZDAOコミュニティ」です。前澤氏が主催する「みんなで会社を作ろうプロジェクト」に参加するためのオンラインコミュニティで、毎月500円を支払う参加者は前澤氏と一緒に新規事業の創業に携わることができるようです。今月4日には、年間100億円以上の利益が見込めることを条件に事業提案の受け付けを開始したと公式ツイッターで発表しました。

MZDAOコミュニティがウェブサイトで伝えるように、新規事業の成否は誰にも分かりません。いずれにせよ、前澤氏が今後も人々の注目を集めることは間違いないでしょう。

執筆/若山卓也(わかやまFPサービス)

証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業(IFA)および保険募集人に登録し、金融商品の販売も行う。2017年から金融系ライターとして活動。AFP、証券外務員一種、プライベートバンキング・コーディネーター。