2022年7月、北洋銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「新光US-REITオープン」の概要
北洋銀行の7月ランキング1位は、「新光US-REITオープン」だった。同ファンドは、米国のリート(不動産投資信託)に分散投資するアクティブファンドである。8月5日時点における6カ月の騰落率は+9.6%、1年間の騰落率は+17.1%と高いリターンになっている。同ファンドの構成銘柄の配当利回りは2.64%(7月末時点)で、インカムゲイン狙いの投資対象としても魅力だ。8月以降も北洋銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■新光US-REITオープン
基準価額 2,290円
信託報酬 1.683%(年率・税込)
純資産残高 4,867.71億円
<騰落率>
1カ月 1.9%
3カ月 -1.1%
6カ月 9.6%
1年 17.1%
※8月5日時点
全体を見て:バランスファンドが人気
北洋銀行では、バランスファンドの人気が高かった。ランキング3位の「財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型」は、不動産、債券、株式の3つの異なる資産に分散投資するバランスファンドである。原則として、組入比率は「不動産等25%、債券50%、株式25%」にする。そして、毎月、安定した収益分配を行うことを目指す。7月は+2.47%のプラスリターンだった。8月以降も安定的な収益が期待できるファンドとして、北洋銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。
■財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型
基準価額 3,489円
信託報酬 1.045%(年率・税込)
純資産残高 3,031.14億
<騰落率>
1カ月 2.47%
3カ月 3.20%
6カ月 0.73%
1年 -2.83%
※7月末時点