・高校生に1億円賠償命令…「ながらスマホ」厳罰化で意識は変わったか
先日、安倍元首相が凶弾に倒れました。元総理大臣で現職の国会議員が殺害されるというニュースは日本に大きなショックを与えます。各国の首脳は追悼の意を表明し、外交上対立することが多かった国からも死を悼むメッセージが寄せられました。
国会議員は我々国民の権利の塊であり、その殺害は到底容認できません。二度とこのような事件が起きないことを願うばかりです。
8月24日は安倍元首相が連続在任記録を更新した日です。今日は安倍元首相の功績を振り返りましょう。また、日本の「議院内閣制」とアメリカの「大統領制」の違いについても解説します。
通算在任日数3188日は歴代No.1
2020年8月24日、安倍元首相は第2次安倍内閣以降の連続在任日数が2799日となり、佐藤栄作が持つ記録を超えて歴代最長を記録しました。その間2回の衆議院選挙と3回の参議院選挙がありましたが、おおむね支持を落とすことなく長期政権を築きます。
しかし、安倍元首相は指定難病の1つ「潰瘍性大腸炎」が悪化し、健康上の問題から総理大臣を2020年9月16日に辞職します。第1次安倍内閣を含めた通算の在任日数は3188日となり、戦前に桂太郎が記録した2886日を大きく上回りました。
【歴代首相の通算在任日数ランキング】
1.安倍晋三:3188日
2.桂太郎:2886日
3.佐藤栄作:2798日
4.伊藤博文:2720日
5.吉田茂:2616日
出所:首相官邸 歴代内閣