2022年7月、みずほ証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA」の概要
みずほ証券の7月ランキング1位は、「キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA」だった。同ファンドは米国の金融商品取引所に上場している企業の株式に投資するアクティブファンドで、6月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.マイクロソフト 7.5%
2.ブロードコム 3.6%
3.アマゾン・ドット・コム 3.5%
4.フィリップモリス・インターナショナル 3.4%
5.アルファベット 3.3%
6月は2.5%のマイナスリターンとなったが、7月末の基準価額は15,795円と、6月末の15,387円と比べて2.6%の上昇となった。米国の株式市場は2022年になって売りが優勢になっているが、8月以降も同ファンドがみずほ証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA
基準価額 15,387円
信託報酬 1.133%(年率・税込)
純資産残高 1,285.8億円
<騰落率>
1カ月 -2.5%
3カ月 -6.5%
6カ月 -4.3%
1年 9.2%
※6月末時点
全体を見て:海外株式型ファンドが人気
みずほ証券では7月も海外株式型ファンドが人気で、上位10ファンド中8つが海外株式型ファンドとなっている。ランキング4位の「世界高配当株セレクト(目標払出し型)(毎月決算・為替ヘッジなしコース)」は、日本を含む世界の高配当株投資戦略の運用成果を反映する「クロッキー高配当世界株指数」から得られる総合収益の獲得を目指して運用を行うファンドである。6月は0.9%のマイナスリターンとなったものの、1年間では16.1%と高いリターンをだしている。ただ、保有コストである信託報酬が1.943%と高い点には注意が必要だ。
■世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース
基準価額 6,180円
信託報酬 1.943%(年率・税込)
純資産残高 262.13億円
<騰落率>
1カ月 -0.9%
3カ月 0.4%
6カ月 13.8%
1年 16.1%
※6月末時点