ハイテク関連ファンドからの資金流出が目立つ

資金流出額が最も多かったのは、「日経225ノーロードオープン」(約78億円)だった。5月の同ファンドの騰落率は1.62%のプラスリターンだったが、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドは、株価が上昇する局面で売りが増える傾向にある。そして、資金流出額2位は「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」の約76億円だった。3位は「アジア・オセアニア好配当成長株オープン(毎月分配型)」(約68億円)、4位は「イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド」(約60億円)、5位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」(約55億円)となった。資金流出額上位には、ハイテク関連のファンドが多かった。