働く女性に朗報!改正の恩恵は女性に多い?
年金の支給開始年齢は60歳から65歳へ引き上げ途上で、女性(共済期間の年金は除く)は男性より5年遅れで引き上げが行われています。女性で1960年4月2日~1962年4月1日生まれの人は62歳から年金を受けることができますが、改正が施行される2022年4月以降に62歳を迎えるため、在職中の場合、62歳から65歳までの3年間その47万円基準の恩恵を受けることもできます。
一方、男性は支給開始年齢が63歳から64歳になろうとしつつあります。1957年4月2日~1959年4月1日生まれの場合は63歳、1959年4月2日~1961年4月1日生まれの場合は64歳となります。1959年3月生まれ・2022年3月に63歳になる人であれば、63歳から65歳になるまで2年間恩恵を受けられますが、それでも2年間にとどまり、さらに、その後の1959年4月2日生まれの人となると、支給開始年齢が64歳ですので、64歳から65歳までの1年間のみとなります。
従って、働く女性が改正によって恩恵を受けやすいと言えるでしょう。