・「労働時間は自由」で年収1000万円超? 平均給与の3倍を稼ぐ職業

2月7日は「長野オリンピック」が開幕した日です。日本選手が5種目で金メダルを獲得し、長野県内に2兆円、日本国内には4兆円を超える経済効果をもたらしました。

今日は「長野オリンピックの概要」と「冬季オリンピックの歴史」ついて確認しましょう。

経済効果4.6兆円超のビッグイベント

長野オリンピックは1998年2月7日から開催されました。前回大会(1994年リレハンメル)で日本は1種目しか金メダルを獲得できませんでしたが、長野では5種目で金を獲得する大躍進となりました。

【長野オリンピックで日本選手が金メダルを獲得した種目と選手(敬称略)】
​・スキージャンプ(ラージヒル個人):船木和喜
・スキージャンプ(ラージヒル団体):岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木和喜
・スキーフリースタイル(女子モーグル):里谷多英
・スピードスケート(男子500メートル):清水宏保
・スケートショートトラック(男子500メートル):西谷岳文

出所:日本オリンピック委員会 第18回オリンピック冬季競技大会(1998/長野) 

長野経済研究所によると、長野オリンピックでは72カ国・地域から4600人を超える選手と役員を迎え、当時としては史上最大規模の冬季オリンピックとなったようです。

来場者は競技施設以外も含めると約230万人にもなり、その経済効果は長野県内で2兆4548億円、日本国内では4兆6803億円と推計されました。これは当時のGDP(約497.3兆円)の約1%を占めるほどの大きさです。長野オリンピックは、経済的にも大きな役割を果たしたといえるでしょう。

出所1:長野経済研究所 長野オリンピックがもたらしたもの
出所2:内閣府 1998年度国民経済計算 (1990基準・68SNA)