ここに注目:「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」が8位にランクイン
「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」が8位にランクインしている。同ファンドは、トヨタ自動車および、そのグループ会社の株式に投資するアクティブファンドで、2022年1月末時点における騰落率は以下の通り。
1カ月 -0.5%
3カ月 4.2%
6カ月 8.2%
1年 37.8%
1月はマイナスとなったものの、過去1年間のリターンは37.8%と高く、七十七銀行の1月ランキング1位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」の23.86%を大きく上回っている。トヨタグループは欠品部品を使わない特別仕様車の導入や部品の納入調整、仕入れ先を含めた減産回避努力を行い、2021年9月の中間決算は過去最高の業績となった。FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ観測が高まり、ハイテク株などのグロース株は売りが優勢になっている。しかし、トヨタグループはPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などのバリュエーション(投資価値評価)が低い企業が多く、今後も割安さに注目した買いが入る可能性は高い。2月以降も七十七銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。