ここに注目:海外債券型ファンド「パインブリッジ・キャピタル証券ファンド(為替ヘッジなし)」が10位にランクイン 

債券ファンドの「パインブリッジ・キャピタル証券ファンド(為替ヘッジなし)」が10位にランクインしている。同ファンドは、主に金融機関が発行しているCoCo債(偶発転換社債)、劣後債、優先証券などの「キャピタル証券」に投資する投資信託である。キャピタル証券は金融機関が自己資本規制に対応するための証券で、通常の債券に比べ相対的に利回りが高いのが魅力だ。同ファンドの2021年12月末時点における騰落率は、以下の通り。

1カ月 2.4%
3カ月 2.1%
6カ月 3.6%
1年     13.6%

同ファンドは株式に投資するファンドよりも安定的なリターンが期待できるものの、値動きのある有価証券に投資するので、基準価額が下落することもある。2月3日時点の同ファンドの基準価額は10,700円と、2021年12月末時点の10,945円から約2.3%下落している。ただ、株式よりも安定的で、通常の債券よりも高いリターンが期待できるので、今後もみずほ証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。