12月の純資産残高トップは「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」

12月の純資産残高トップは、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」だった。同ファンドには2021年に1兆円近い資金(約9,393億円)が流れ込み、12月末時点における純資産残高は1兆7,368億円と、2位以下を大きく引き離していて首位となっている。2021年12月末時点における1年間の騰落率が42.4%と高いリターンをだしていることと、基準価額の水準に応じて毎月支払う分配金額があらかじめ決められている「予想分配金提示型」というのが人気の理由だ。分配金の支払いルールに基づき、2021年は毎月200~300円の分配金が支払われており、元本を大きく取り崩すことなく定期的に分配金が受け取れることで、同ファンドの人気は高いのだ。ただ、2022年になって米長期金利上昇により米国株は上値の重い展開になっている。それでも、引き続き同ファンドに高水準の資金流入が続くかどうかに注目している。