国際統合報告評議会(IIRC)※により2013年に公表された国際統合報告フレームワークに基づく開示資料。企業の自主情報開示として、従来はアニュアルレポートによる財務情報、環境報告書やCSRレポートなどによる非財務情報があった。統合報告は単に2つの情報を合算するだけでなく、統合思考に基づく、つまり組織と組織が利用する様々な資本(財務資本、製造資本、知的資本、人的資本、社会関係資本、自然資本)の関係から、短期、中期、長期にわたる包括的な価値創造を踏まえて報告する必要がある。
※国際統合報告評議会:英国で2010年に創設された非営利組織。