収入が減るなどで生活が苦しくなった場合、iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の解約を考える人もいるだろう。
しかし、原則としてiDeCoを途中解約することはできない。この場合、打てる対策はあるのだろうか?
この記事では、iDeCoで今まで通りの掛金の支払いが難しい場合にできる対応策を解説する。
●前編『iDeCoは途中解約できない?なぜそうなっているのか?老後資金を作るための仕組みとは』
対応策① 掛金の減額
iDeCoの掛金は最低で毎月5000円から、1000円単位で金額を調整できる。年に一度だけ金額の変更が可能だ。
毎月の金額を減らすことで、掛金の支払いを続けられそうならば、たとえば最低金額である毎月5000円にするなどして運用を継続するのがいいだろう。
掛金の減額は、iDeCo口座を開設している金融機関で「加入者掛金額変更届」を取り寄せ、金融機関指定の窓口に送付すれば手続きできる(変更届はiDeCo公式サイトからもダウンロード可能)。
なお、掛金を減額する際には以下の2点に注意が必要だ。
注意点① 掛金の変更は「年に1回だけ」。頻繁に変更できないので、この先の経済状況を見据えたうえで計画的に設定する。
注意点② 書類提出から実際に変更が反映されるまでに1~2カ月程度かかる場合もあるので、余裕を持って手続きする。
