金価格下落も、積立の中長期資金は継続
「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」が人気ランキングの順位を大きく落としたのは、「純金価格」、「NASDAQ100」がともに下落した影響で基準価額が1週間で約11.5%下落したことも大きかった。ソフトウエア株の不振の影響を受けた「iFreeNEXT FANG+インデックス」(設定は大和アセットマネジメント)も週間で約5.14%下落した。また、純金価格に連動する「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」(設定はSBIアセットマネジメント)は1週間で約6.21%の下落だった。純金価格は2ケタ下落した水準からの戻りもあったためだ。
なお、純金価格との連動をめざす「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」と「三菱UFJ純金ファンド」(設定は三菱UFJアセットマネジメント)は人気ランキングの順位は変わっておらず、積立投資などで中長期的な購入が続いていることがうかがえる。
今後は、純金価格の下落が一時的なものだったのか、米国株式市場での物色動向の変化(選別投資、「グロース」から「バリュー」へ)がどの程度の広がりになるのかを見極めていきたい。選別投資や「バリュー」人気が一段と高まるようであれば、ランキングから消えたアクティブファンドに人気復活があるかもしれない。2月第1週には国内株は「TOPIX(東証株価指数)」、「日経平均株価」ともに史上最高値を更新し、欧州では英国「FTSE100」が史上最高値を付けている。先進国の株高は継続しているため、引き続き株式ファンドへの関心が強い環境が続きそうだ。
執筆/ライター・記者 徳永 浩
