二人以上世帯と単身世帯で違いはある?
60代単身世帯では元本割れが起こる可能性のある商品を積極的に持ちたい人は1割に満たず、消極派が6割を超えた。二人以上世帯では傾向は異なるのだろうか。
■元本割れを起こす可能性があるが、収益性の高いと見込まれる金融商品の保有(60代二人以上世帯)
60代でリスク性商品を持つことをどう考えるかについて、二人以上世帯の回答を見ていこう。「そうした商品についても積極的に保有しようと思っている」と回答した「積極派」は14.1%。単身世帯(8.4%)に比べて5.7ポイント高い結果となった。
次いで「そうした商品についても、一部は保有しようと思っている」と回答した人は36.1%。単身世帯(29.6%)より6.5ポイント高かった。
反対に「そうした商品を保有しようとは全く思わない」と回答した「消極派」は49.8%。これは単身世帯(62.0%)より12.2ポイント低い結果だった。単身世帯に比べると二人以上世帯ではリスク性資産を持つことに前向きな傾向があることが分かる。

