リスク性商品の保有 二人以上世帯と単身世帯で違いは?
元本割れを引き起こす可能性がある半面、高い収益性が期待できる金融商品を70代ではどの程度、持っておきたいと考えているのだろうか。
単身世帯では、積極的に持ちたいという人は1割未満にとどまり、消極派は6割を超えた。同じ年代でも二人以上世帯では異なる傾向が見られるのだろうか。調査結果を見てみよう。
■元本割れを起こす可能性があるが、収益性の高いと見込まれる金融商品の保有(70代二人以上世帯)
70代二人以上世帯の結果は、「そうした商品についても積極的に保有しようと思っている」と回答した“積極派”が9.1%。単身世帯(8.3%)に比べて0.8ポイント高い。
一方で「そうした商品を保有しようとは全く思わない」と回答した“消極派”は57.2%。こちらは単身世帯(66.1%)より8.9ポイント低い水準だった。単身世帯に比べると総じてリスク性資産も運用していきたいという前向きな世帯が多い傾向にあるようだ。

