ここでドル円相場も見ておきましょう。ドル円は雇用統計後に大幅に下落した後、週明け146円62銭まで下落する場面が見られました。但し、ドルも円も弱かったことからその後は総じて横ばい圏で推移しています(11ページ)。

 

 

 

また、ドルと円がともに弱いということは、他の通貨は堅調に推移していると考えられ、弱い円とのコントラストがより鮮明となり、クロス円は上がりやすくなります。実際、今週のユーロ円相場は雇用統計前の水準には及んでいないものの雇用統計後の下げ幅のかなりの部分を回復していることがわかります(12ページ)。