節約疲れの主な原因は「努力」、そしてもう1つは?

具体的にどのようなことで節約疲れを感じているのか。調査では「節約でストレスや負担を感じること」についても質問を投げかけている。最も回答率が高いのは「少しでも安く買い物できるように努力すること」で56.4%だった。僅差で「好きなものを我慢して買えないこと」(56.0%)が続く(※複数回答)。少しでも安く買うための労力を負担に感じたり、好きな商品の購入を我慢したりすることがストレスにつながっているようだ。

出所:くふう生活者総合研究所 「節約・プチ贅沢」に関する意識調査

特に2025年は米の供給不足が深刻化。多くの日本人にとって欠かせない主食であることから、寄せられたコメントでも、「ご飯大好きなのにご飯が食べられない」(50代女性)、「お米が高騰し一向に安くならない」(60代女性)、など米の価格高騰によるストレスを挙げる人が多くいた。

また「節約しても思ったほど成果が出ないこと」(46.3%)も上位に入っており、徒労感がストレスに拍車をかけていることがうかがえる。