アンケート結果(ETF保有層)
利用している東証上場ETFのカテゴリ
2年前(※)と比較すると、国内主要指数ETF、国内株レバレッジ型・インバース型商品の利用率は減少しています。また、外国株、高配当株、外国債券ETFの利用が増加しています。
さらに、ETFを保有する投資家のうち、約4割がETFを4銘柄以上保有しており、2年前と比較するとその割合も大幅に増加しています。
※2022年にも東証は個人投資家のETFの利用状況に関するアンケート調査結果の公表をおこなっています。詳しくはこちらをご覧ください。

また、保有銘柄数が増えるにつれ、高配当株、REIT、外国株、外国債券、商品ETF及びアクティブ運用型ETFの利用率が大幅に上昇しています。保有銘柄数が増えるにつれ、徐々に分散投資が行われていることがうかがえます。

流動性向上に対する認知度
2022年のアンケート時と比較し、流動性の向上に対する認知度は10%程度低下しています。東証ETF市場は、2018年にマーケットメイク制度が導入され、流動性が向上していますが、その認知度は十分ではないといえるでしょう。

東証ETF市場についてのリクエスト
一方で、東証ETF市場については、板が厚くなることに対する希望が最も多いという結果になりました。
