「20代」の不動産投資家が約2割

まずは不動産投資家の年齢層から見てみよう。今回参考にするのは不動産投資サービス「RENOSY」を提供するGA technologiesによる調査。2025年1月のRENOSYにおける成約数を集計して、各種属性の割合を算出している。

同調査によれば、不動産投資家の年齢層のボリュームゾーンは「40~44歳」で18%。僅差で「25~29歳」「35~39歳」「45~49歳」が17%で並ぶ。不動産投資といえば、年齢がある程度高い層が行うといったイメージをもつ人もいるかもしれないが、実際には20代~40代の幅広い年齢層で不動産投資への関心が高まっていることがうかがえる。

出所:GA technologies 「RENOSY 不動産投資顧客動向レポート 2025年1月」

不動産投資家の1割以上が「年収500万円台」

次は気になる年収を見ていこう。結果を見ると、最も割合が高いのは「2000万円台」で12%。ただ、医者や経営者など高年収の人が不動産投資家に多いのかと思いきや、僅差で「500万円台」「1200万~1400万円」が11%で並ぶ。さらに「600万円台」「800万円台」「1000万~1200万円」が10%で続いた。

調査結果からは、一口に不動産投資家と言っても幅広い年収に分散していることがわかる。

出所:GA technologies 「RENOSY 不動産投資顧客動向レポート 2025年1月」