やはり最多は「公的年金」、2位以下は?
続いて、二人以上世帯の結果です。
1位 公的年金 90.0%
2位 企業年金、個人年金、保険金 31.7%
3位 金融資産の取り崩し 31.4%
4位 就業による収入 19.1%
5位 利子配当所得 15.1%
1位はやはり大差をつけて「公的年金」(90.0%)。「単身」と「二人以上」を問わず、多くの70代は公的年金を生活基盤の一つとしている現状が浮き彫りになりました。
そして2位は「企業年金、個人年金、保険金」(31.7%)、3位は「金融資産の取り崩し」(31.4%)という結果になりました。
生活資金源の柱を増やし、より安心できる老後生活へ
70代の生活資金源はやはり、公的年金が柱になっていることが分かりました。「人生100年時代」が叫ばれる中、金融資産の取り崩しはなるべく遅らせたいもの。公的年金を土台としつつも、資産運用や私的年金などを有効活用し、生活資金源の柱を増やすことを検討してみてはいかがでしょうか。
<調査概要> 調査名/「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会) 調査時期/令和5年6月23日~7月5日 調査対象/単身世帯:全国2,500世帯(20歳以上80歳未満で単身で世帯を構成する者)、二人以上世帯:全国5,000世帯(世帯主が20歳以上80歳未満で、かつ世帯員が2名以上)、総世帯:令和3年調査より二人以上世帯、単身世帯の調査方法が同一となったことから、両調査の計数を合算する形で作成を開始した参考計表 調査方式/インターネットモニター調査