23区内でも特に高騰率の高いエリアは
最後に具体的なエリアごとの高騰率を見てみよう。トップは千代田区の「番町・麹町・半蔵門エリア」で36.9%。渋谷区の「桜丘・南平台エリア」が32.3%、港区の「麻布エリア」が32.1%で続く。
高騰率を23区の地図にマッピングすると、皇居周辺と皇居南側は真っ赤(高騰率が高い)である。特に港区・中央区はほとんどのエリアが20%以上の高騰率だ。また文京区では、中心エリアである「白山・小石川エリア」の高騰率は1.6%と低調だが、外側の「千駄木・根津エリア」、「千石・本駒込エリア」はそれぞれ13.7%、20.6%と比較的高い水準。同じ区であってもエリアごとに高騰率のばらつきがあるようだ。
※下部画像の赤プロット:20%以上高騰 黄プロット:20%未満10%以上高騰 緑プロット:10%未満5%以上高騰 青プロット:5%未満高騰
調査概要 調査主体:マンションリサーチ株式会社、一心エステート株式会社 調査名:山手線内側(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区の都心五区+文京区)の中古マンション市場調査 調査公表日:2024年11月1日