子どもの数と幸福度の関係性
結婚している男女のうち2697人(答えたくないと回答した人を除く)を対象に子どもの数を問うと、「2人」(41.2%)が最多だった。「1人」(25.6%)、「0人」(18.3%)と続いた。
子どもの有無も同様に、「幸福度と満足度」に差が表れた。子どもの数が「5人以上」と答えた人の満足度は35.15点でもっとも高く、次いで「4人」(28.90点)、「2人」(28.47点)だった。「0人」は27.49点ともっとも低かった。
「移住する場所として理想的な環境」を問う質問では、「治安が良い」(57.4%)が最多で、「スーパーなど商業施設が近くにある」(55.2%)、「交通の利便性が良い」(46.9%)と続いた。
「希望する仕事に就ける」は23.2%と少なく、同調査では「仕事よりも安心安全で商業施設や医療施設など生活に必要なインフラが整っている環境が重視されていることが明らかになった」とし、「リモートワークなど仕事の柔軟性も高まっているなかで、安心安全に過ごせる環境が地方創生のカギになってくるのかもしれません」と解説している。
<調査概要> 調査名:「エリア別幸福度」に関する調査 調査期間:2024年9月18~21日、10月11~12日 調査人数:4,812人 調査対象:全国20~69歳の男女(※エリア、男女、既婚者・未婚者、子どもの有無が識別できるように実施)