エリア別幸福度1位は「東海」、家族、パートナーとの関係値など全項目で首位
エリア別では「東海」(静岡、岐阜、愛知、三重)が1位(昨年4位)。以下、2位「南関東」(埼玉、千葉、東京、神奈川)は2年連続、3位「中国」(鳥取、島根、岡山、広島、山口)、4位は「近畿」(滋賀、京都、奈良、和歌山、大阪、兵庫)、5位「北海道」と続いた。
1位の東海(27.16点)は評価軸の6項目(家族との関係値、パートナー(配偶者・恋人)との関係値、金銭面、仕事(働き方)、住環境、健康状態)のすべてでトップだった。
調査では、東海エリアは1人当たり県民所得が東京都に次いで2位(県民経済計算、内閣府、2021年度)の愛知県を擁する一方、自然も豊かで住みやすい環境が整っているバランスからすべての面で満足度が高い結果となったのかもしれないと分析している。
回答者からのコメントでは、東海エリアの良いところとして、「治安が良い。子育てしやすいところ」(30代女性・既婚)、「中核市ですが程よく自然環境があること」(60代男性・既婚)などが挙げられた。
2位は南関東エリア(26.44点)で2年連続。「パートナー(配偶者・恋人)との関係値」「金銭面」「仕事(働き方)」「住環境」「健康状態」の5項目で東海エリアに次ぐ2位を獲得している。南関東エリアの良いところとして、回答者からは「資産価値が高い」(30代女性・既婚)、「治安が良い、駅やバス停から近い、学校も近い、医療の充実」(40代男性・既婚))などのコメントが寄せられた。
3位は昨年7位から大幅上昇の中国エリア(25.69点)。「家族との関係値」「パートナー(配偶者・恋人)との関係値」「金銭面」「仕事(働き方)」の4項目で昨年を上回り、中でも「金銭面」(21.17点)は昨年より2.72点アップ。中国エリアの良いところとして、「都会でも田舎でもないところ」(20代男性・未婚)などのコメントが見られた。