40代の貯蓄事情は? 単身と家族ありで違いも

貯蓄事情も気になります。収入からどの程度、貯蓄に回しているのかを単身者と二人以上世帯で見ていきましょう。

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数193)

1位    貯蓄しなかった    35.2%
2位    10~15%未満    13.5%
3位    35%以上    12.4%
4位    20~25%未満    11.9%
5位    5~10%未満    8.8%

40代単身者は収入(臨時収入含む)から「貯蓄しなかった」人が約35%とトップでした。逆に残りの約65%の人は貯蓄したということで、2位以下は「10~15%未満」、「35%以上」、「20~25%未満」貯蓄した人が約1割ずつ続きました。平均は14%となっており、単身の全世代平均13%並みです。

家族が増えると何かと物入り、貯蓄に回す割合は少ない傾向に

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数770)

1位    貯蓄しなかった    24.8%
2位    10~15%未満    22.1%
3位    5~10%未満    15.6%
4位    20~25%未満    11.0%
5位    5%未満    8.3%

40代が世帯主の二人以上世帯の1位は「貯蓄しなかった」が約25%でした。単身世帯では3位だった「35%以上」が、二人以上世帯では6位に後退、貯蓄に回す割合は少ない傾向に。

ローンなどの支払いや日々の生活費に回す割合が多くなっているのでしょう。とは言え、4分の3近い世帯でいくらかは貯蓄している様子が伺えます。

40代の二人以上世帯が貯蓄に回す割合は平均12%で、二人以上世帯の全世代平均11%並みでした。

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