根強い人気の「北海道」と「沖縄」、トップ30に市町村が多数ランクイン 

トップ30を見ていて目立つのは、北海道と沖縄です。どちらも4自治体ずつランクイン。両者が30のうち8を占めており、およそ4割にも及ぶ計算です。

ちなみに北海道は、1位「函館市」、3位「札幌市」、10位「小樽市」、11位「富良野市」に登場。沖縄は、13位「石垣市」、15位「宮古島市」、21位「那覇市」、27位「沖縄市」で名前が挙がっています。

目を引くのが、15位の宮古島市。訪問した人はわずか7.5%と、トップ30の中で2番目に低い訪問率です。そうした中でも15位に名を連ねているのは、「いつかは行ってみたい」と憧れる人が多い証しといえそうです。

一方で、札幌市は約4割(36.8%)の人が訪問。その上で見事“三強”の一角を占めました。つまり、イメージと実力を兼ね備えているということ。3位に選ばれているのも納得です。

ほかにトップ30の中で際立つのが、海辺の街の多さ。ここまで挙げた自治体以外にも、6位「静岡県熱海市」をはじめとして、18位「静岡県伊豆市」、26位「広島県尾道市」、30位「神奈川県逗子市」などが挙げられます。

国土が海に囲まれているため、海に面した自治体が多いのは当然。とはいえランキングで多く登場するのは、海ならではの景色や波の音、海産物といった要素が、ブランドイメージにつながりやすいのかもしれません。