金融のプロフェッショナルに向けた専門誌『Ma-Do(マ・ドゥ)』では、読者に「もし自分がいま買うとしたらどの投資信託なのか?」を定期的に調査している。今回は「アクティブファンド」限定で質問を投げかけ、その結果を、選んだ理由の具体的なコメントとともに紹介したい(調査実施期間:7月8日~8月2日、N=87)。

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」が3回連続1位

①アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
  <アライアンス・バーンスタイン>

②グローバル・ロボティクス株式ファンド
  <日興アセットマネジメント>

③フィデリティ・日本成長株・ファンド
  <フィデリティ投信>

③フィデリティ・世界割安成長株投信
  <フィデリティ投信>

⑤netWIN GSテクノロジー株式ファンド
  <ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント>

⑤キャピタル世界株式ファンド
  <キャピタル・インターナショナル>

自分が買いたいファンド「アクティブファンド」部門では、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」が3回連続で首位を獲得。安定の強さを見せた。

2位の「グローバル・ロボティクス株式ファンド」は、「エヌビディア、マイクロソフト等を組み入れており、今後も成長が見込めるAI 分野に力を入れているから」(関東地方/地銀)などの意見が見られた。同ファンドと5位の「netWIN GS テクノロジー株式ファンド」は、テクノロジー分野への将来的な期待感も強く作用したようだ。

3位にはフィデリティ投信の2ファンド「フィデリティ・日本成長株・ファンド」「フィデリティ・世界割安成長株投信」が同率でランクイン。5位の「キャピタル世界株式ファンド」(「netWIN GS テクノロジー株式ファンド」と同率)を含む3 本は、老舗運用会社への信頼感が選出の大きな理由と言えそうだ。