金融のプロフェッショナルに向けた専門誌『Ma-Do(マ・ドゥ)』では、読者に「もし自分がいま買うとしたらどの投資信託なのか?」を定期的に調査している。今回は「アクティブファンド」限定で質問を投げかけ、その結果を、選んだ理由の具体的なコメントとともに紹介したい(調査実施期間:1月下旬~2月中旬、N=104)。

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」が首位を獲得

今回、1位には「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」が選ばれた。

①アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
  <アライアンス・バーンスタイン>

②キャピタル世界株式ファンド
  <キャピタル・インターナショナル>

②ひふみプラス
  <レオス・キャピタルワークス>

④インベスコ 世界厳選株式オープン
  <インベスコ・アセット・マネジメント>

⑤フィデリティ・世界割安成長株投信
  <フィデリティ投信>

成長の可能性が高いと判断される米国株式への投資を主とするファンドだが、選出の理由にも米国株の長期的成長に注目する意見が目立った。

「米国株の長期的成長が期待でき、かつ同社のアクティブファンド運用、分析に定評があるため」(中国地方/地銀)。「米国株式のうち、成長期待の銘柄に投資する戦略とその実績があるところが良い。残高規模が非常に大きく信頼できるファンド」(近畿地方/地銀)。「アライアンス・バーンスタインの運用スタイルや運用実績への信頼と、実際に過去のリターンが抜群にいいので今後にも期待できる」(九州・沖縄地方/地銀)。

2位につけたのは、「キャピタル世界株式ファンド」。新興国を含む世界各国の株式等に投資を行う同ファンドが選ばれた理由としては、次のようなコメントが寄せられた。「歴史ある会社が運用しており、実績も優秀。全世界株アクティブファンドとして長期投資にも向いている」(北海道・東北地方/第二地銀)。「長期でインデックスファンドを上回るため。また積み立て投資の資料が分かりやすくて良い」(関東地方/証券会社)。「運用期間も長く運用実績も優秀なので、気に入っている。運用方針もこれからの時代に合っていると思う」(関東地方/IFA)。