「運用会社への信頼感・期待感」がアクティブファンド選定のカギ

同率2位には、「ひふみプラス」が入った。前述の2つのファンドとは違い、主に日本の成長企業に投資をする「ひふみ投信シリーズ」の1つで、理由としては「これまでのパフォーマンスおよび納得しやすい運用方針が気に入っている」(関東地方/メガバンク)。「銘柄の選別や入れ替えを極めて上手に行っており、運用実績も良好だから」(北海道・東北地方/地銀)。「なぜ良いパフォーマンスが出ているのかを分かりやすく情報発信してくれる」(関東地方/証券会社)などがあげられた。

今回、上位5社に選ばれたファンドの選出理由として目を引いたのが、「運用会社への信頼感・期待感」だ。もちろん、パフォーマンスが良好であることは重要なポイントだが、アクティブファンドにおいては、丁寧で分かりやすい情報提供や過去の運用実績からくる信用度、確固たる調査方針や確かな分析力など、ファンドを運用するアセットマネジャーの“質”にも着目して、購入する商品を選んでいると言えるのではないだろうか。