SBI証券が厳選した「SBIセレクト」「SBIプレミアムセレクト」の提供開始

 

SBI証券は新NISAの導入に合わせて、従来のアクティブファンド「SBIプレミアムチョイス」を刷新し、「SBIセレクト」という成長投資枠対象のファンド50本を厳選した。さらに、「SBIセレクト」からは「SBIプレミアムセレクト」として10本の優れたファンドを選び、2024年1月1日(月)から投信マイレージサービスのポイント付与率を、以下のように引き上げる。

 

SBIセレクト50本のファンドは、年に1回見直される。また、SBIセレクトからは原則として3ヵ月ごとにSBIプレミアムセレクトとして10本のファンドを選び、パフォーマンスなどの観点からアップデートを行うとしている。また、SBIプレミアムセレクトの投資信託を活用した新NISAに対応するポートフォリオ構築のサポートツール「NISAおまかせ隊」も提供する。NISAおまかせ隊では、新NISA成長投資枠に対応したSBIプレミアムセレクト2ファンドと新NISAつみたて投資枠に対応したファンド1ファンドの組み合わせから、投資家の興味や投資方針に合わせて選べるコンテンツを用意。成長投資枠に対応した2つのファンドは、SBI証券が厳選したSBIプレミアムセレクト対象銘柄で、6つの組み合わせの中から、資産形成に最適なセットを見つけることが可能となっている。

楽天証券のNISA口座数が500万口座突破

 

楽天証券は、少額投資非課税制度(NISA)の口座数が500万口座を突破した。来年1月に新NISAが開始される予定で、増加ペースは加速している。新NISAでは、非課税保有期間が無期限化され、年間投資枠も最大360万円に拡充される。現在、「一般NISA」と「つみたてNISA」を利用している投資家は、新NISAの口座が自動的に設定される。さらに、楽天証券はNISA口座の増加に向けて、グループの強みを活かしたサービスを提供している。たとえば、楽天ポイントや楽天カードなどで投資信託が積み立てできるサービスや、ポイントが貯まるサービスを拡充してきた。さらに、業界最安水準のコストで運用できる全世界・S&P500のインデックスファンドの提供と「投信残高ポイントプログラム」の提供を開始し、より低コストで資産形成を実現できる環境を提供している。SBI証券とのコスト競争が激化しているが、さらなるサービスの拡充があるかどうかに注目している。