トラブルが多いとして販売停止が相次ぐ「仕組債」。販売額は2020年度下半期(1兆円)をピークに減少が続いており、2022年度上半期は4,000億円にまで減少しました。

【仕組債の販売額の推移】
 

多くの金融機関が販売を自粛する一方で、まだ仕組債の販売を継続する金融機関もあります。仕組債は複雑な仕組みを持つ商品で、説明責任をめぐって金融機関とのトラブルに発展するケースが少なくありません。

仕組債とはどのような商品なのでしょうか。概要を押さえておきましょう。