毎月分配型ファンドは、その名の通り決算を毎月行い、分配金を毎月支払うことを目指す投資信託です。2024年から始まる新NISAでは買えないことが決まり注目を集めました。
毎月分配型は1050本(2023年10月16日)が運用される人気のカテゴリーです。中には純資産総額が1兆円を超える大型ファンドもあります。新NISAの対象外とされたことは多くの人に影響を与えそうです。
【毎月分配型ファンド純資産総額上位3銘柄】
純資産総額 | |
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース 毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 |
2兆0747億円 |
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド (毎月分配型) |
9457億円 |
インベスコ世界厳選株式オープン <為替ヘッジなし>(毎月決算型) |
8842億円 |
※基準日:2023年10月13日
出所:投資信託協会 投信総合検索ライブラリー
なぜ人気の毎月分配型は新NISAで除外されることとなったのでしょうか。理解を深めるため、分配金の仕組みを押さえましょう。また批判されることも多い毎月分配型のメリットについても触れてみます。