ステップ5:「資産モノ」を「マイリスト化」する

「資産モノ」リストの作成方法

ステップ4で「お金モノ」の写真を金額順に撮り、プリントアウトしただけで、即席のエンディングノートができあがりました。

ここからは、自分の持っている「お金モノ」を一覧で把握するために、一覧表にして「マイリスト」をつくっていきます。家にプリンターがなくてすぐにプリントアウトできない人も、「マイリスト」を作成しておくと便利です。

手書きでもOK

リストは、手近にあるノートや手帳でかまいません。最低でも、1つの案件につき1行、小さめのノートだったら1ページとってもいいでしょう。

金額は常に変動しますから、書き直しがあることを前提に、前後に余白を十分にとってください。

おおよその評価額を入れておく

すでに金額順になっていますので、預金は現在の残高、株式は証券会社の評価額、土地、建物は評価額、もらえる保険の金額など、おおよそでいいので書いてみてください。

あくまでも大まかに全体をつかむのが目的です。保険など何口も入っている場合は、保険の中で金額の大きいモノから順に書いていきます。

固定資産税評価額は、固定資産税の納税通知書に添付されている課税明細書で確認することができますが、ここからさらに計算が必要なので、実際の売買価格とは異なります。ここでの評価額はあくまでも目安としてとらえておきます。

不動産などの評価額について査定額を知りたくなった場合は、信頼できる専門家に相談してください。無料査定と謳(うた)ったインターネットサイトで個人情報を入れてしまうと、あとで強引なセールスにあう場合や情報漏えいになることがあります。無料だからといってむやみにサイトに入力しないように注意してください。