ブライダルローンの利用はあり?
コロナが落ち着いてきたこともあり、挙式を考える人も増えてきているでしょう。そうなると、気になるのは費用です。リクルートブライダル総研の「ゼクシィ結婚トレンド調査2022調べ」によると、結婚式費用の総額平均は303.8万円となりました。前年より11.5万円より高く、特に招待客1人あたりの料理・ギフト単価は2009年の調査開始以来で最高となりました。これらには近年のインフレやリベンジ消費が喚起されたことなども影響しているでしょう。
いずれにせよ、結婚式にかかる費用は決して小さくありません。そのため「ブライダルローン」を検討する人も少なくないでしょう。ブライダルローンとは結婚式費用に使えるお金を貸し出す商品で、主に銀行や信販会社などが提供しています。
ブライダルローンの多くは保証人や担保が不要で、その分金利は高めです。ただし返済期間は比較的長い傾向にあり、利息総額は増えやすいものの、ゆとりを持って返済することもできるでしょう。
これらから、ブライダルローンは無計画な利用はおすすめできませんが、その利用が直ちに家計の破綻につながるとまではいえません。きちんと返済計画を立てて利用するなら、十分検討に値する商品といえるでしょう。2人でどのような式にしたいか話し合い、その実現するための手段として選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。